転職でキャリアチェンジを目指すなら

1.40代を取り巻く転職市場のいま

 リクルートキャリアは、2013年12月に、2014年度の転職トレンドが、40代・50代の中高年になるという予測を発表しました。専門スキルと実績を持つ40代以上の中高年は、即戦力として期待が持てる存在です。ですが一方で、若手より人件費がかさむため、求人のすべては正社員雇用ではなく、非正規雇用が多いという厳しい現実があります。これまでのキャリアを活かせる業界や職種ではなく、異業種や未経験の仕事に就くのであれば、発想を転換すべきでしょう。

2.キャリアチェンジなら活況な業界を選ぼう

 では、40代からでもキャリアチェンジが可能な業界はあるのでしょうか。

★ここがポイント!
・慢性的な人手不足に悩んでいる「介護業界」
・年々ニーズが高まっている「リフォーム業界」

 この二つの業界は、40代の未経験者でも、比較的転職がしやすいといえます。ただし、条件や適性を見極めて選択してください。

3.介護業界に転職するなら

 少子高齢化が進む日本では、介護の仕事がなくなることは絶対にありません。ただし、介護業界に転職するためには、資格を取得しておく方が有利です。ホームヘルパー2級なら、短期間で取得可能なので、まずは資格をとりましょう。最初はパートやアルバイトとしての採用かもしれませんが、実務経験を積むことで、社会福祉士や介護福祉士、ケアマネジャーなどの受験が可能になります。これからでも、キャリアアップを目指すことができるのです。
 
4.リフォーム業界に転職するなら

 築30~40年の住宅ストックが多い日本では、ここ数年、リフォーム業界が活況です。営業や接客の経験があり、人と会うのが得意な人なら、採用してもらえる可能性が高いです。インテリアコーディネーターやインテリアプランナー、キッチンスペシャリストなど、リフォームに関連する通信教育を受けたり、資格を取得すると、より転職に有利になるでしょう。

自分の強みを活かした転職がしたいなら

 自分の強みや志向性は、なかなか客観的に分析できないものです。人材紹介会社に登録したり、ハローワークに行き、専門のキャリア・コンサルタントの相談を受けると、自分では気づかない長所や適性を見つけてもらえる可能性があります。転職の選択肢を広げるためにも、ぜひ活用してみましょう。